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78歳、402人のうち、最高齢で、28年度の土地家屋調査士試験に合格することができました。これまで、76歳の方が合格者の最高齢と聞いていましたので、その記録を更新することになりました。土地家屋調査士試験に挑戦することにしてから、18年かかっての成果でした。60歳の手習いで、新聞社を退職した後、この試験を目指したのは、35歳の時に宅地建物取引士試験に挑戦して2年目に合格していたため、その免許を少しでも生かせるようにと考えたからです。退職した時、傍系の子会社に行くこともできましたが、心機一転、全く新しい道を選ぶことにしました。司法書士も考えましたが、高校時代の同級生が、当時司法書士会連合会の副会長をしており、試験委員にもなっていましたので、別の道を選びました。


早稲田大学在学時代をはじめ、多くの資格試験にパスしていましたので「土地家屋調査士試験ぐらい」と甘く考えて臨んだのですが、受験してみると、「こんなはずではなかった」と、痛感しました。2年目から指導校に通い,数校を掛け持ち受講したところ、模試では全国1~10位以内に入るようになり、講師の方からも「今年は大丈夫」と言われるようになりましたが、落第を続け、最近の3年間は連続して0.5点差に泣きました。この間、一緒に学んでいた方々が、相次いで合格され、指導校の講師にもなられました。また、10数年一緒に学ばれた方の数十人の方が、リタイアしていきました。


土地家屋調査士試験は、お気づきのように一発勝負の色合いが強く、模擬試験で、いくら好成績をとっていても、本番の初めてみる問に対しては通じない時もあるものです。本試験の在り方にも問題があると思いますが、どんな問題が出ても、慌てることなく正確に解答をしていくしかないと思っています。特に、書式の21,22問は文章が長く、読むのに、20~30分もかかることを覚悟しておかなければなりません。20分以内で済ませようと、飛ばし読みをしたら、到底合格はできません。それには、できるだけ多くの問題を試しておくことでしょう。本試験の問題文は、指導校の模試の2倍と思っていて間違いないと思います。


第2の人生と思って始めた私ですので、勉強時間はたっぷりあり、1日7時間程度は勉強に充てていました。講師の方からは「力はあるのだから、そんなに勉強しなくて、余暇を楽しんだらいかがですか」との、アドバイスをいただいたほどです。書式は、学院の模試の問題や専門の問題集を中心に、1日2~4問を解いていました。必ず時間を計って、1問1時間内を心がけました。択一は、民法が難しくなりましたので(判例でも異なることが多い)かなりの時間をつぎ込みました。平成25年、26年の択一問題は20問満点でした。


調査士試験に関する範囲は「民法、不動産登記法、区分所有法、調査士法などに限られている」といわれますが、対象になる法律は、改廃が激しく、毎年改廃の事項を出題してきますので、独学では対応がむずかしく、指導校の教習が必要です。この点,早稲田法科は、毎年いち早く改正点を、教えていますので、役立ちました。択一で1問落とせば、2.5点の減点になりますので、これが合否の分かれ目になることを、ひしひしと自覚しました。


石の上にも3年といいますが、あまりにも時間がかかりました。スキーの葛西選手、米国のトランプ大統領、レジェントの時代です。こうした老兵がいることも、いささかの足しになるかもしれません。