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このたび土地家屋調査士試験に1回で合格することができました。これも一重に早稲田法科専門学院の皆様のおかげです。ありがとうございました。
私も勉強をはじめるとき、また勉強をすすめていくときにも過去の合格体験記をいろいろと参考にさせていただきましたので、私の体験もこれから勉強をはじめられる方々のお役に立てばと思い、筆をとりました。


〔1〕私が早稲田法科を選んだ訳


子供が小さく(当時2歳と1歳)通学は無理だったので、はじめから通信講座を探していました。平成17年不動産登記法改正のため、どの学校の通信講座も中断していましたが、一番早く開講していたのが早稲田法科でした。また一番価格が安かったのも大きな理由です。書店で手にとった「100講」も全く内容はわからなかったものの、厚いけれどB5判の大きさが持ち運びやすそうだったのも理由のひとつです。
勉強をすすめていく上でパートナーとなるべき予備校選びは重要です。早稲田法科は、とても親身になってサポートしてくださいました。一年間の勉強で合格できたのは予備校選びを間違っていなかったからだと思っています。


〔2〕私のバックグラウンド


第二子出産を機に退職したものの、何か仕事をしたくて、夫が薦めてくれたのが土地家屋調査士でした。ちなみに夫も私も全くの畑違いで最初は土地家屋調査士の仕事は何なのかも知らない状態でした。前年の17年に測量士補の試験を受け(これも通信で勉強)、その年の8月から調査士の講座を受講しました。測量士補のときも???でしたが、調査士の勉強はさらに輪をかけて???でした。何しろ読めない漢字が多かったですから。学生時代も文系でしたが、法律のことなど学んだことは一切ありませんでした。ただ、数学は好きで得意なほうでした。


〔3〕受講講座と使用教材


終わってみれば、受講したのは「入門総合ビデオコース」と「全国答案練習DVDコース」だけです。勉強を始める前に書式練習講座もいくつか考えていたのですが、早稲田法科のスタッフの方に「初学者はまずは入門総合ビデオコースからです」といわれ、実際それだけで手一杯で書式練習講座までいきませんでした。全国答練はDVDをつけるかどうかで金額がかなり違うので迷いましたが、初学者の方は絶対に解説ビデオをつけたほうがいいと思います。講義中の講師の方々のお話の中に試験での重要な情報(「これはできなきゃいけない問題ですよ」「これは過去にも類似問題がでてますよ」「今年はこれがでますよ」など)がたくさんもりこまれているからです。それに、あまりのできなさに、講義中の講師の方々のフォロー(「まだできなくてもいいです。本番できればいいんです」など)がなかったらきっと12回全部やりとおせなかったでしょう。
使用教材は入門総合ビデオコースについていた「100講(1)理論編」「100講(3)書式編」です。過去の合格体験談に全国答練が始まる前に過去問を一通りやったほうがいいとあり、「調査士本試験問題と詳細解説」という過去問をやりました。
私が失敗したのは、民法等周辺法への対応です。入門総合ビデオコースのテキストを用いていたのですが、それだけでは不十分でした。全国答練に入ってそれに気づき、あわてて「100講(2)理論編」を購入しました。「赤六法」も軽視していたつけが全国答練であらわれました。それまでほとんど開いたことがなく、その習慣もついていませんでした。入門総合ビデオコースのときから条文をチェックすべきだと思います(解説書に出題に関連する条文番号がかかれているので、その条文を読んでチェック印をするだけでいいのです。するといろんな問題を解くうちにポイントとなる条文がわかってきます。また法律の独特の言い回しにも慣れてきます。)

学習スケジュール (※学習スタート時期8月~翌年8月まで)
8~1月
入門総合コース
予習として講座が始まる前に「100講Ⅰ」を通読。講座中はまずDVD視聴、深田先生の話は聞き漏らさず全て「100講Ⅰ」に書き込み、その後再度一人で読み、その上で添削課題に取り組んだ。書式は講座の学習スケジュール表にある問題をやるのだけで手一杯だった。
2~3月
復習
「100講(1)」読み込み、DVD再視聴
「100講(3)」書式を一日1題
入門総合コースの添削課題の復習
過去問(択一問題のみ)
4~7月
全国答案練習
「100講(1)」読み込み
「100講(2)」読み込み(5月に購入→遅すぎた)
「100講(3)」書式一日1題、5月から一日3題
登記法、登記令、規則、準則を5月にあわてて通読
8月
総復習
入門総合コースの課題および全国答練の問題を繰り返し解いた。

■学習のポイント


【理論(択一対策)】


・択一対策は100講を読み込むしかないです。とはいってもそれは苦しい道のりでした。「学習の手引き」にあるように最初はわからなくてもさーと読む。アンダーラインもひかない。二回目DVD視聴後に再読(ふーんという感じ)、三回目になんとなく意味がわかるようになるが、全国答練に入って全然わかっていなかったことに気づく(というかうちのめされる)。四回目でようやく納得。五回目以降は全国答練などで間違ったところや「これはでますよ」という分野だけを集中して読んでいました。


・私は100講にいろいろ書き込みました。入門総合ビデオコースでの深田先生の板書やコメント、全国答練での間違った問題の選択肢などなど。ノートにまとめることはしない分、試験前に100講だけを見ていればすむようにしておきました(松元先生のアドバイスです)。


・100講Ⅱ理論編を購入したのが、全国答練に入ってからだったので苦労しました。もっと早くから100講Ⅱ理論編も読むことをお勧めします。


・100講を読んで理解したつもりでいても、択一試験では独特のスタイルで出題されます。「おいおい、そんなのあり~」と思わず口に出してしまうような、法律問題独特のつきかたです。もし分類別問題集を解く時間があれば、やはり全国答案練習DVDコースに入る前に数回解いて問題慣れしておくのがいいのかもしれません。


・また、法律の独特のまわりくどい言い回しにも苦労しました。たとえば、「建物のみに関する旨の付記登記のない~」=「(その権利が)建 物にも土地にもかかる」と頭の中で読みかえるのに時間がかかりました。たぶんそれは私が条文をあまりひかなかったせいだと思います。入門総合コース受講時からもっと頻繁に赤六法をひけばよかったと後悔しています。よく出題される条文がわかるようにもなりますし、なによりその言い回しに慣れます。私の場合5月にあわてて、登記法、登記令、規則、準則を通読しました。法律の独特の言い回しがなんとなくすっと頭に入るようになったのは、そのあとからだったと思います。条文によっては、択一の選択肢そのものになる場合もあります。早めの対策をお勧めします。


・100講は良書です。合格には欠かせない最高の書だと思います。ただ、それをものにできるまで、自分のレベルを上げていくのに時間と労力を必要とするのだと思います。過去の合格者もおっしゃっているように、この受験100講で合格できると信じていいと思います。「あ~わかるわかる!」と思って読み進められたときの嬉しさといったらありません。理論編は理論編というだけあって登記理論を理解できるようになっているのでちょっとした応用問題にも十分対応できるのです。


・全国答案練習DVDコースの問題はまったくできませんでした。やるたびに悲しくなりました。ただ、通信講座に付いていた解説講義のDVDの中でも講師の方が「どういうところがどういう風に出題されるのかを抑えなさい」だとか「本番までにできるようになればいいんです」とおっしゃていたので、それを信じ、復習には時間をかけてしっかりやりました。毎週毎週新しい問題と前回の解説書及び解説講義DVDが送られてきますが、まず解説書を読んで理解するので一日(4時間くらい)、解説講義DVDをみて重要事項を100講に書き込んだり赤六法で確認したりして一日。そしてさらに二日間もかけて新しい問題に取り組む。といった感じです。一週間のうち4日を全国答案練習DVDコースに取られていました。でも復習をしっかりやったおかげか、4回目くらいから徐々に合同成績表に名前が載るようになりました(順位はいつも下の方でしたが)。一人で勉強していると張り合いがなくなりますが、この合同成績表の順位がいつも近い人を仮想ライバルとし今回は勝った負けたと張り合いながら臨んでいました。


・全国答案練習DVDコースの4ヶ月間で一気に合格レベルまで持ち上げられたと思います。挫けず最後までがんばることです。特に深田先生 出題の問題は難しいですが、おかげで本試験のときはやさしく感じられました。それがあがらないコツなのだそうです。ただ、最初はできなくても復習に復習を 重ね、本試験前には9割近くの正答率にしておきました。ちなみに全国答案練習コース第12回の問題では20問中、最初は正解したのは8問のみ、二回目14問、三回目16問、四回目15問、五回目19問と正答率は上がっていきました。間違える問題はいつも同じなので、そこを丁寧につぶしていきました。


・最後に講義DVDの深田語録より印象的だったもの「全国答案練習コースは反射神経を養うもの。問題文を読んでピンと頭にくるように」「何でこれが(この選択肢が)正しくて何でこれが間違っているのかをしっかり抑えること。そうすれば応用力がつく」本当にそのとおりでした。


【書式】


・10月に教育給付金制度のスクーリングで書式の講義に参加させていただきました。書式の3回目くらいでしたが、通学生の皆さんがあまりに早く解いていたのでショックを受けました。これではいかんと思いましたが、入門総合ビデオコース受講中は学習計画表に書かれている指定問題以外は取り組む余裕はありませんでした。講義の中で松元先生が「年内に100講Ⅲの基礎問題は全部やっておいてください」というのが耳に残り、年明けからコツコツ一日1題と決めて取り組みました。それでも最初は次ページの答えをちらちら見ながら、1題につき申請書と図面を書くのに一時間以上もかかっていました。さらに表題登記から分筆登記に移るとすぐ表題登記のことを忘れてしまい、こんなんでいいのだろうかと思いながら、ひらすら一日1題で全問制覇までがんばりました。


・一人でやっていると、細かいことがわかりませんでした。例えば、登録免許税を書く位置はここでいいのだろうか?とか登記原因およびその日付の「てにをは」は 一言一句間違わずに書かなきゃいけないのだろうか?などなどです。質問票は限られているので、それら一つ一つを付箋に書いて該当ページに貼っておきまし た。二度目、三度目をやるうちに、平行して勉強している理論の知識もだんだんに身に付いてきますので、答えが出たものに関しては付箋をはがしていきまし た。


・書式はいかに時間を短縮できるかもポイントです。漠然とやっていては時短にはつながりません。最低限の知識と技術がついたら、あとは電 卓をいかに使いこなすかだと思います。土地の求積計算も交点計算も関数電卓を使えば一発です。私はたまたま質問票で関数電卓の使い方を問い合わせたところ、松元先生ご本人から直々にお電話でご説明いただき、それまでの手計算から関数電卓の機能を駆使することによりかなり時間を短縮できました。また、どうしても書式の時間が短縮できないことを質問票で相談したところ、通学生は1時間から一時間半の間に3問解いているから、一日1題でなく3題まとめて解きなさいとのアドバイスをいただきました。5月末から実践し(土地、建物、区分建物それぞれ1題ずつ計3題)効果がありました。「100講Ⅲ」にも解いた日づけを記載しておいたのですが、2回目からは所要時間も記載しておくようにしました。ちなみに「第89講区分建物新築の場合」では1回目2/27、2回目5/20→40分、3回目6/13→33分、4回目8/9→22分でした。2回目から比べて半分の時間でできるようになっています。


・書式はやはりコツコツと手を動かすしかないと思います。またある程度理論が頭に入っていないと進みませんが、理論だけを先行してやってあとから書式!と思っても、一年で合格レベルまでもっていくには時間が足りないと思います。書式と理論(択一)は両輪といわれますが、最初はわからなくて時間がかかって苦しいですが答えを見ながらでも書式に取り組むことが大切だと思います。ちなみに私の場合、100講書式編は4回、付録の基礎練習問題は2~3回、入門総合ビデオコース及び全国答案練習コースの問題は2~3回解いていますから、全部で300以上は書いていると思います。(ものによっては入門総合ビデオコース付録の書式の用紙が足りなくなって、コピーして使っていました)


・試験が直前になって、「100講Ⅲ」のような基本問題だけでいいのだろうかと不安に思いました。近年の本試験の問題を見ると(特に土地)もっと難解に感じたからです。ただ、質問票の答えも全国答案練習コースでの講義の中でも「基本問題を繰り返しやれ」とのことでした。私は合格したものの、土地の方は9.5点しかとれなかったので(その分建物では21点とれた)今でも応用力がないのではと思っています。ただ合格はしているので、やはり基礎ができていればいいのかなとも思います。全国答案練習コースでも「難しいと思ったらほかの人も難しいと思っている。要はみんなができている問題を落とさないことだ」と講師の方がおっしゃっていました。そういうことなのかもしれません。


■時間の使い方


過去の合格体験談を読むと、一回で合格されているのは皆さん会社を退職して時間がある程度確保できる方ばかりでした。私の場合、子供が小さく、昼間は全く時間がとれません。お勤めに出ている方なら通勤途中でテキストを読めたりするのでしょうが、それもできません。下手に昼間勉強しようとすると、子供が邪魔になってイライラするだけなので、昼間は勉強しない!と決め、子供を寝かしつけてから集中してやりました。それでも夜中子供が泣いて起きて中断されることもしばしばでした。「ママ、勉強しないで~」と泣かれたことも多々ありました。まだ私が横にずっといないと不安になるようで、結局机を寝室に持ち込み、子供といっしょに9時に就寝し、私だ け3時に起きて7時すぎまで勉強しました(朝方は子供が起きることが少なかったので)人それぞれ状況は違うでしょうが、だれでも一日は24時間で平等です。人をうらやんでもしようがないので、与えられた状況の中でやりくりするしかないのでしょうね。私の場合、あまりに子供や主人に負担を強いて申し訳ない という気持ちが強かったので、絶対一発合格しなきゃと切羽詰って勉強していたように思います。

■早稲田法科の有効な活用方法


早稲田法科のパンフレットに「早稲田法科なら一年で合格うかる」というコピーが載っていました。さらにいうなら「早稲田法科なら通信でも一年で合格うかる」と付け加えたいと思います。ただ、そのためには、通信教材と一緒に送られてくる学習のしおりや学習計画表のとおりに学習をすすめることが必要です。たとえば100講の通読、熟読、再読などは書いてしまうと簡単そうですが実際やろうとするとかなり厳しいものがあります。でも信じてコツコツそのとおりに勉強すれば必ず合格レベルまで到達できます。通信の場合、質問票が10枚までに限られていますが、逆に限られている分、大事に使おうと思いますから、なるべく自分で理解するよう頭を使うようになります。私の場合、質問票というより相談票で「今、このような勉強をしているが、これでいいか」だとか「試験まで2ヶ月をきったが、効果的な学習方法は?」「試験当日の心構えを教えてください」などなど最後はお悩み相談でした。それでも親身になってご回答いただき、ずいぶん励まされました。前述のように電卓の使い方を質問したときには松元先生ご自身から直接お電話をいただき、いたく感動しました。こんな 学校はほかにないのではないでしょうか。



■通信講座受講生の落とし穴


ふだん家の広い机に文具を広げ放題でといていますから、本試験で大学のあの奥行きのない 机で何枚もの答案用紙や文具の置き場をやりくりするのもへんな緊張をよびます。また周りの人の様子も気になるところです。質問票で当日の注意点をきいたところ、次のような回答を頂戴したので、書き記しておきます(その質問票は本試験場にも持っていきました)
①自分のペースで解答する(まわりで電卓の音がしても)
②難しい問題と感じたら、皆もそうである→焦らないこと
③土地の問題は電卓をたたく前に2Bの鉛筆でラフに下書きすること ④とにかくすべてを記入してくること



■口述試験対策


筆記試験は落ちたと思っていたので、その日のうちに教材すべてを押入れにしまいこみ、発表まで一切目にしませんでした。早稲田法科のアンケート結果で平均的な合格者の中には入っていましたが、それでも信じられず、あきらめてまったく勉強しませんでした。その分、発表後から口述試験までDVDをみたり、100講を読み返したりしましたが、頭はもとにもどらず、ひょっとして口述試験で不合格になったかも?と本気で思いました。事前に模擬面接に参加させていただいたのですが、いつも画面(DVD)という2次元の世界でみている深田先生と松元先生が3Dで目の前にいらっしゃるというだけで緊張してしまい、自分の名前から間違えてしまうほどでした(旧姓をいってしまった)。落ちたと思ったら、なかなか口述の勉強はできないと思いますが、やはり少しはテキストを開くくらいのことをしておいたほうがいいのかなと思います。
以上、だらだらと書いてしまいましたが、どうぞ自分と早稲田法科を信じてがんばってください。みごと栄冠を手にしてください。